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【神統記(テオゴニア)】感想 第一回 今週のオススメなろう小説 

今日から毎週日曜日に、一週間で私が読んだオススメするなろう小説を紹介したいと思います!

既に読んだよーとか、読んだけどイマイチだったー。なんて意見も有るかと思いますが、もし読んだことの無い作品が有ったら、小説の紹介も合わせて行っていくので、是非読んでみて下さい!

では早速第一回、今週のオススメなろう小説を紹介したいと思います!

 

神統記(テオゴニア)

 

今回紹介するのはこちら【神統記(テオゴニア) 】です!

リンクはこちら

http://ncode.syosetu.com/n1784ee/

ランキングにも上がっていますので、知ってる人も多いのではないでしょうか?

今日はこの神統記(テオゴニア)についての魅力などを紹介して行きたいと思います。

追記 2018/3/14

書籍化されました おめでとうございます!


神統記(テオゴニア)【電子版特典付】 (PASH! ブックス)

 

世界観設定

この小説は、いわゆるファンタジー小説に当たります。

この世界では人族は多種多様の他種族達の侵入に苦しめられています。

徐々に人の住む土地は奪われ、頻繁に起こる他種族たちとの争いによって、男手は減り、減れば減るほど人族は更に窮地へ追いやられる。

まさに人族と他種族との生存戦争が起こっている世界で、少年カイは前世の記憶を蘇らせる。

と、こんな感じの世界観設定となっています。

これだけ見ると、良くある設定に感じるのですが、テオゴニアには他のファンタジー小説には無い、独特の世界観が、作品の良さを引き立てています。

 

神石

この世界において敵を倒して自然とレベルアップといったシステムはありません。自分が強くなるには、敵を殺し、敵の腹を掻っ捌いて、神石(しんせき)と呼ばれる骨の塊を取り出し骨の髄を吸い取る必要が有ります。

この髄は濃厚な旨味があり、強くなるうえ、美味いため、喧嘩の元になったり領主への上納義務、倒した敵の分は自分で食べることが出来るなど、ある程度定められたルールが有ります。

 

加護持ち

人族も含め知能をもつ種族達には、尋常ならざる力を土地神より得た加護持ちと呼ばれる存在が居ます。

彼らはその圧倒的な力で他種族を圧倒し、加護持ちに対抗出来るのは、同じく加護持ちしか出来ません。

加護持ちが力を発揮する時は、顔に隈取りと呼ばれる文様が生まれます。この文様の形によってランク付けがされており、ランクの高い土地神からの守護で有るほどその力も強くなります。

 

土地神

土地神についてはまだ作中でもあまり詳細が分かっていません。

今分かっているのは、土地神には墓石があり、墓石には土地神の名前や説明が載っていること。

その土地を支配しているものに力を与えること。

力を与えられたものが死ぬまで、新しいものに力を与えられないこと。

土地の管理をしっかりしないと徐々に力が減っていくこと。

この辺りでしょうか。まだまだ謎が多いですが、この土地神がこの作品の肝になる事柄ですので、分かってくるのを楽しみにしたいですね。

 

 

引き込まれるテオゴニアの世界

上記のような独特の世界観に、登場人物たちの動きや表情が見えるかのような文章力。読んでいてスムーズに情景が頭に入る文章力は素晴らしいの一言です。

キャラクターも皆立っており、一人ひとりが個性豊かで、この厳しい世界の中を必死に、時に不条理な事に襲われようとも必死に生きている。

話を読んでいくうちに、この世界で生きる厳しさと理不尽さをリアルに感じることが出来ます。

人も他種族も、行きていくために相手を殺し、種族の繁栄の為に守護持ちを増やしていく。

一種の当たり前とも言える、弱肉強食の世界。

他種族を皆殺しにして、自主族の繁栄を得る。

生と死が身近にあって、勝てば喝采し、負ければ多くのものが命を失う。

リアルな弱肉強食の世界を、知性体同士で行う、正に種族の生き残りを掛けた戦いがこの小説の中には有ります。

そんな弱肉強食の世界で、少年カイは一体どう生きるのか。

今後の展開に目が離せません!

神統記(テオゴニア)はこちら

http://ncode.syosetu.com/n1784ee/

 

2017/9/24

書籍化おめでとうございます!!

 

 


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