ゴーレムとは? ゴーレムの弱点&造り方!

2018年8月6日

 

ゴーレムといえば、ファンタジー世界ではお馴染みのキャラクターですよね。

石や、ドロ、岩などで作られた人形の動くロボットのような存在なのがゴーレムですが、

そもそもゴーレムとは一体何なのでしょうか?

今回はゴーレムについてまとめてみました。

 

ゴーレムとは?

 

「ゴーレム」とはヘブライ語で「胎児」の意味です。

土塊から人間の姿を造り出した、魂の無い土塊の人形の事を、一般的にゴーレムと言います。

ゴーレムはしゃべることは出来ませんが、人間の話や命じたことは理解するので、使役するとよく働いてくれます。

運用上の厳格な制約が数多くあり、(家から出してはいけない・昼しか動かしてはいけない)など、それらの制約を守らないと狂暴化します。

ゴーレムの造り方

ゴーレムの造り方は、まず神聖な儀式を行います。(断食や祈祷など)

その後、泥か膠をこねて人形を造ります。

そして神や命を意味する呪文を唱え、土塊人形の額か唇の下、胸に【emeth】(真理)と書いた羊皮紙を貼り付けると、像は命を宿して起き上がるとされています。

像は日に日に巨大化し、いずれ壊す必要が出てきます。

 

ゴーレム弱点

 

ゴーレムの倒し方、壊し方は簡単で、【emeth】であれば最初の文字である【e】を消してあげれば【meth】となり、【meth】=【死】を表す言葉となって、ゴーレムは唯の土塊となります。

ただし、羊皮紙を剥がすだけなら、ゴーレムは倒れて休息します。

また貼り直せば再度起き上がり、また働いてくれます。

また、昨今のファンタジー小説の設定では、ゴーレムの身体のどこかにあるコアを破壊しないと、

再生し続けるといったものもあります。

そういったゴーレムの場合、強力な魔法等で消し炭にするか、地道にコアを見つけて破壊するしかありません。

最初のゴーレムは人間!?

 

聖書によると、

「主なる神は、土の塵で人を造り、生命の息を吹き入れられた。そこで人は生きたものとなった」

とあります。

つまり、神はまず土塊でゴーレムをつくり、そこに魂を込めることで人間(アダム)を造ったということになります。

 

同じく土から生まれた神話上の人物たち

アダムと同じ様に、世界中には同じ様に土塊から生まれた人物達が居ます。

・エンキドゥ

某有名ゲームで大人気な英雄王さんの相方さん。元は創造の女神アルルが泥をこねて造ったのがエンキドゥです。

・タロス

ギリシア神話の巨人タロスは、鍛冶の神ヘパイストスが造った青銅のゴーレムでした。

ファンタジー・ゲーム上のゴーレム

ファンタジー小説はゲーム上のゴーレムと言えば、

主に宝箱であったり、城か洞窟か何かを守護する役目であったりと

何かを守るといった内容で登場することが多く有りました。

ですが近年のファンタジー小説を見てみると、単純な召喚魔法で呼び出したり、創造魔法による一時的な戦力・労力として使われることが多いようです。

ゴーレムの材質も多々あり、唯の泥から岩、鉄からダイヤモンドや鉱石など、様々な種類が増えています。

一般的に硬さが高いほど強さも有るようですが、ダイヤモンドは熱に弱い。といったように、素材によって弱点も変化することが有るようです。

またゴーレム自身にも変化が見られるようになりました。

昨今の擬人化、美女化の影響か、ゴーレム自身も唯の石や泥の塊から、美男、美女として登場する機会が増えてきています。

そうなってくるともう、ホムンクルスとゴーレムの違いが曖昧な気もします。

まあ、人間がゴーレムから生まれたぐらいですから、美女なゴーレムが居ても不思議ではありません。

 

ゴーレムとは? ゴーレムの弱点&造り方! まとめ

ゴーレムを造るということは、人間を造り出した神を真似るという事で、神に対する反逆とも取られる行為です。

また命を造り、使役し、最後は破壊するという行為は、命を弄ぶ不遜な行為とも言えるでしょう。

ゴーレムを造り出した人物たちの末路は、決して良いものでは有りませんでした。

 

昨今のファンタジー小説では、ゴーレムといえばお手頃な戦力、労働力または、

前線泣かせの硬い魔物といった立ち位置が主流となっています。

ですがまだまだ、数多いる雑魚モンスターの1体といった評価は抜け出ていないゴーレム。

そもそもが、お宝をまもるガーディアン的な使われ方をしているゴーレムは、善戦しても、いずれ主人公に負ける運命とも言えます。

主人公の踏み台として使われるゴーレムが哀れでは有りますが、その分ファンタジー小説には欠かせないモンスターとも言えるでしょう。