【ラピスの心臓】感想 第十二回 今週のオススメなろう小説

2018年8月9日

 

全くもって毎週更新出来ていない「今週のオススメなろう小説」ですが、

まあそんなこと気にせず紹介いってしまいましょう!

今回紹介するのはこちら

【ラピスの心臓】

https://ncode.syosetu.com/n4006r/

2011年から連載しているというかなり長期連載な小説です。

一時期連載が止まっていたりと、連載当時から追っている身としては、中々ハラハラさせられた小説ですが、それでも2011年にお気に入り登録してから一度も登録解除したことがないぐらい、更新を楽しみにしている小説です。

最近更新が続いており、まだ続きそうなので(だといいなー)今回紹介することにしました。

実は本作書籍版が出ています。

が、残念なことに2巻以降が久しく出ていません。出れば絶対売れると思うのですが・・・。

 

 

さて、では早速見ていきましょう!

 

あらすじ

狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。

孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。

十二年後、様々な知識や技術を習得したシュオウは、見聞を広めるために旅にでる。

才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。

天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。

 

 

用語説明

狂鬼

この世界に存在する圧倒的理不尽な暴力。

突如として現れたこの狂鬼は、同時に生まれた森と共に、人類を駆逐し、高所へと追いやるほど。

人類は、ごく一部の高所にバラバラに追いやられ、衰退。

追いやられた高所で数百年独自の文化を築いていくことになる。

シュオウ

本作主人公。

ムラクモという国の首都に孤児として住んでいた。右目が焼けただれ、周りの人間から忌避されていた。孤児であったところ、その後の師匠となる刺客に拾われ、人を殺す極意と狂鬼を倒す方法を教わる。

ムラクモ

シュオウの出身地? 師匠に拾われるまで、孤児として暮らしていた。

たびに出たあと、ムラクモの首都でとある仕事を請け負い、物語が始まる。

ムラクモは広大な領土と軍事力を持つ強国で、王族は現在王女1名のみ

政治は500年の時を生きるグエン元帥が統括して行われている。

 

本作の面白さ

本作の面白さは、何をいっても主人公シュオウのその強さと、徐々に成長していくその姿でしょう。

現在は仲間も増え、今後どうなって行くのか楽しみで、期待感が溢れます。

最強系主人公は、やたらと周りから持ち上げられ、何でも力づくで事をなす展開が多いように思います。

本作の主人公シュオウは確かに強い。強いですが最強では有りません。

シュオウよりも強い人は存在しますし、何より単純な武力は、政治には勝てません。

そんな中、シュオウは罠にはめられ、厄介ごとに巻き込まれ、毎回ボロボロになります。

ですが、幾度もそういった試練を乗り越える度にシュオウは成長し、そして彼の周りには、シュオウを慕う仲間たちが集まり始めます。

まだまだ弱小でしかないシュオウが、今後どう大きくなって行くのか。

またラスボスらしきあの人とどう対立し、戦って行くことになるのか。

今後が楽しみな小説です。

 

独特の世界観

毎回この「こんなろ」のコーナーでは書いてる気もしますが、面白いファンタジー小説は、必ずといっていいほど世界観が良い作品が多いです。

この「ラピスの心臓」もそうです。

ファンタジー小説によくあるゴブリン、コボルト、オークなどのモンスター、魔法、冒険者ギルドなどを取り入れることなく、独自の世界観で物語が構築されています。

 

・圧倒的な暴力で、そもそも人類が戦える相手として存在していないバケモノ「狂鬼」

・全ての生き物には生まれながらにして体の一部に存在する<輝石> 輝石は砕かれると体が光の粒子のようになり、砕かれた輝石のみ残り消滅する。

・人類の交流が絶たれ、独自の発展を遂げた都市。

・狂鬼が忌避する〈夜光石〉が発見されてから、〈夜光石〉を街道に使う事で生まれる都市と都市との交流。都市から成長し、国の成立。そして他国との戦争。

・他国との街道で行われる、街道で特化した戦争方法。

など、よくあるファンタジー小説とは、世界観が全く違います。

こういった独自の世界観のある小説は、どうしても惹かれるものがあります。

 

【ラピスの心臓】まとめ

ファンタジー小説において、やはり大事なのはその世界観だと思います。

このラピスの心臓も、よくある定番ファンタジー世界でも面白いと思います。

ですが、そこからさらに一歩抜け出す要素として、独特の世界観があると思います。

既知の世界で、既存のモンスターとの白熱した戦い。

未知の世界で、未知のバケモノとの、対バケモノ用の特殊な戦闘法での白熱した戦い。

読んでいてワクワクするのは、私は後者です。

ですが、何が面白いのかは人それぞれです。

私と同じような思いの人がいらっしゃったら、本作はとても面白いと思いますので、ぜひ読んで見てください。
ラピスの心臓

https://ncode.syosetu.com/n4006r/

 


おすすめなろう小説記事が増えてきたのでまとめました。