10ヶ月ぶりに発売されたふらいんぐうぃっち6巻ですが、作画が変わっていると少し話題になっています。
私個人としても、読んでいて作画に違和感を感じたので、少し見比べてみることにしました。
個人的には6巻の作画は好きなんですけどね。
6巻感想はこちら
目次
キャラの顔が変わった?
比べる対象として、5巻の真琴と、6巻の真琴で比べようと思います。
5巻真琴
5巻の真琴はこんな感じ。
馴染みの深い顔ですね。うーん可愛い。
真琴は表情豊かなキャラクターなのですが、顔自体にそこまで大きな変化は有りません。
顔を崩したり、変な顔をさせたりですね。
むしろその辺は千夏ちゃんの方が圧倒的に多いです。
ですが6巻になると、真琴の顔面崩壊が明らかに増えています。
6巻 顔面崩壊真琴
チトさんとケニーさんが学校にくる話では、時間が無かったのか明らかに作画が崩壊しています。
では作画が崩壊していない、通常時の真琴の顔はと言うと
今までに無かった、斜め下からの難しい描き方も有ったりと、寧ろ画力は上がっているように感じます。
ただ、引きの絵が5巻と6巻ではかなり違っています。
5巻引き絵
5巻の引き絵は、ちゃんと真琴のらしさを出しているのですが、これが6巻では
誰だお前!?
と言いたくなるような変化を遂げています。多分これが読んだ人の違和感を誘ったのでは無いでしょうか?
髪の描き方が違う
面白いのが髪の描き方で、連載中に色々試行錯誤があったのか、6巻最初の方は、髪に線が入っている場面が多かったのですが、
6巻冒頭の真琴
髪に白のラインが多く入っている。
それも6巻後半となると、線の数も減って、落ち着いた髪になってきます。
6巻後半真琴
ラインが減り、スッキリした。
こちらの方が落ち着いていて良い感じですね。
1~6巻通しての作画
5~6巻で作画が変わったと言われていますが、全体を通すとどうなっているのでしょうか?
1~6巻のまことの顔を見比べてみました。
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どうでしょうか?
5~6巻で作画が変わったと言いますが、むしろ2巻~3巻の時の方が圧倒的に画力が上がっているように思います。
1巻では卵型だったのが、2巻で少し細長くスリムになりました。そこから3巻で今の真琴のベースが出来ています。
また5~6巻も今までのっぺりしていた表情が、立体感ある表情により良く変わったように思います。
全体を見比べると、明らかに画力は上がっていますね。
結論
作画が5巻と6巻で大きく変わったと感じる理由は、まとめると
- 作者の画力が上がった為、違和感を感じる。
- 引きの絵が、今までと明らかに違う。
- 作者が忙しかったのか、手抜きの作画シーンが幾つか有る。
こんな所でしょうか?
私としては、冒頭でも述べたように、6巻の作画は嫌いでは有りません。
引き絵が変わったとは思いますが、作画自体が悪くなったわけでは無いので、あまり気にせず、今後も楽しみに続刊を待とうと思います。
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