ファンタジー設定

よく見るファンタジー世界の種族・精霊族設定まとめ

ファンタジー世界では必須であるファンタジー世界の人間たち

定番と言っていい人種から、マイナーな人種まで、各種様々な生き物が登場します。

作品によっては種族によって魔物やモンスター扱いされたり、逆に人間族扱いにされたり、卑下されたりと、扱いが異なることが多いですね。

今回は様々なファンタジー小説でよくみる人種たちについて独断と偏見、どこかでみた設定を書き綴っています。

ヒューマン

ごく一般的に言う人間族がこのヒューマンです。

特徴としては体毛は少なく、道具や武器を扱い、街や村、国を築き人口が多い。

対して筋力や魔力は他種族に劣る。

寿命は50~90年程度であることが多い。

ファンタジー世界では主流な部族であることが多く、地域によって多数の国家を築き互いに争うことも多い。

物語の主役が生まれる、転生する、転移する事が多いのも人間族の住む地域が多い。

エルフ族

森の番人とも呼ばれるエルフ族、そんなエルフ族にも多種多様な種族がいます。

エルフ

元々は北欧神話に出てくる存在。

森の番人、弓を使い、魔法が達者。美男美女が多く耳が尖っている。

こういったエルフの印象は「指輪物語」での影響が大きい。

ヨーロッパに残る伝承などでは様々なエルフが存在するが、モノによっては妖精や小人に近いモノ、病気や汚れをもたらすモノとして描かれている。

長命種であり、寿命は百数十年〜千年以上 小説によって異なる。後述するハイエルフの存在によって、ハイエルフより短命であったり、ハイエルフを信仰していたりする。

エルフは深い森の中に住み、人を寄せ付けないとする作品が多い。

対して街中で見かけるエルフも多く、そう言ったエルフはエルフの中でも変わり者扱いが多い。

肉を嫌う、金属を嫌うといった特徴に関しては作品によって大きく異なることが多い。

肉を美味しく食うエルフもいれば、普通に金属の装備を身につけ闘うものも多い。

ドワーフと仲が悪いという設定は多く見受けられるが、理由としてドワーフがエルフの嫌う金属を加工、使用するからといったものや、

エルフとドワーフは元は妖精から生まれた為に同族嫌悪的に嫌うなど、理由は様々な模様。

出生率はヒューマンと比べると低く、総じて人口も多くない。

ハイエルフ

ハイエルフはエルフの上位存在として扱われる。

日本においてハイエルフが一般的になったのはロードス島戦記かと思われます。

通常のエルフよりも長命で魔力が高く、高貴な存在であり、作品によってはエルフの王族がハイエルフである場合もある。

通常のエルフより精霊に近いのもエルフに崇拝される一つ。

ダークエルフ

こちらも北欧神話に登場する闇のエルフデックアールヴが元とされる。

通常のエルフに対して肌の色が濃い。

人間やエルフに対して敵対していることが多く、魔王の存在する作品では魔王側の勢力として登場する事も多い。

エルフが森に住むことが多い中、ダークエルフは砂地などに住むものも存在する。

ハイエルフに対してハイダークエルフは存在しないが、ロードス島戦記などのフォーセリアの世界では「ダークエルフ・ハイロード」などが存在する。

ハーフエルフ

エルフと人間の間に生まれた子供。

ヒューマンよりも長寿ではあるものの、エルフより長生きはしない。

魔力も同様で、エルフとヒューマンの間ぐらいであることが多い。

エルフからは拒絶されることが多く、多くの作品でハーフエルフは他のエルフから忌避されている。

人間からハーフエルフに対しての反応は作品によって様々。

ドワーフ族

エルフと同等に知名度の高いドワーフです。

ドワーフ

人よりも体長は低いものの、体格は良くがっしりしている。

ドワーフはあらゆる神話・童話に登場する。

北欧神話においては生まれた時はうじ虫であったが、神々の決定により人に似た姿と知性を与えられた。

すぐれた製造技術を持ち、多くの作品の中でドワーフの武器防具や道具は一流の証である。

ドワーフの王が存在し、王はドワーフの一族の中で最も技術力の高い人物がなる事もある。

また酒に強く、酒に目がない。総じてドワーフ酒は強烈である。

男性ドワーフがずんぐりむっくり髭もじゃで描かれることが多い中、女性ドワーフは多種多様で、男性同様ガタイの大きい女性もいれば、女児ほどの体格で描かれる事も多い(あと大概可愛い)

女性であろうとも腕力が強いことは変わらず、幼女ながらに巨大ハンマーを振り回すといった描写もある。

エルダードワーフ

ハイエルフに対してのドワーフ版といったところか。

こちらもドワーフの王族であることが多い。

だが普通のドワーフとの違いを大きく描く作品は少なく、総じて普通のドワーフより偉い、強い、秀でている。といった存在に付けられた名前かと思われる。

獣人

 

獣人とは言っても種類は多く、名前も作品によってまちまち

今回はよく見かける獣人についてまとめてみました。

龍人・ドラゴニュート

龍人は神話に数多く残る存在でもある。

八大竜王、四海竜王伝承、西遊記の竜王の絵や像ギリシャ神話にはケクロプスのような男の半人半竜の神もいる。

創作上の龍人・ドラゴニュートは二足歩行できる翼をもつ竜形態であることが多い。

硬い鱗に空を飛べる翼、言語を話し、作品によっては竜化できる。

獣人の中ではかなり強い部類になる。

だがあくまでも獣人の部類である為、実際のドラゴンにタイマンで勝てるものは少ない。

リザードマン

一言で言うとトカゲ人間

ドラゴニュートがドラゴンがベースになったとするのであれば、リザードマンはトカゲがベースである。

湿地帯や洞窟などに生息することが多く、卵で子供を産む。

知能はヒューマンと比べると劣るものが多く、対して武力が高い。

猫系獣人

猫系獣人は最もポピュラーな獣人族であり、名前も様々である。

しかし特徴は大体どの作品も等しく2種類である。

一つは猫耳尻尾ではあるが皮膚が毛に覆われておらず露出しており、耳と尻尾以外はほとんどヒューマンと変わらないもの。

もう一つは猫耳尻尾は同じでるものの、体毛で覆われており獣味があるもの。

作者のケモナー趣味によって分かれる。ちなみに私は前者が好み

また作品によっては語尾に「にゃ」などの、その種族ごとの特徴的なものがつく。

大変可愛くてよろしい。

その他獣人族

ほとんどが猫系獣人族と同じ特徴で、元となった動物の特徴を体の一部にもち、総じて身体能力が高い。

対して魔力は少なく魔法は不向きであることが多い。

ハーフリング

小人族と同等のものとして扱われる事も多い。

身長が人間の半分ほどであるが、人間とほとんど変わらない。

元々の「ハーフリング」という単語はスコットランドやイングランド北部で「(15歳ぐらいの)未成年者」や「1ペニー銀貨の半分」を示す言葉

半分ぐらいという意味を持つ。

ちなみに指輪物語に出てくるホビットは自分達のことをハーフリングと呼ばれることを嫌っている。

 

魔物と混合して使われやすい一族

作品によっては魔物であったり、一種族であったり曖昧な存在であるものもいます。

ここからはそういった少しあやふやな種族についてまとめています。

ドラゴン族

知性を持ったドラゴンの一族。

モンスター扱いされる事も多いドラゴンだが、物語によっては知性を持った一部族として扱われる事もある。

特徴として、高い知性・魔力・身体能力・防御力を誇り、他部族に対して圧倒的な力を持つ

また寿命も長く、古代から生きるものや、数千年生きるものなど、超常の生物として扱われる事が多い。

知性を持たないドラゴンはモンスター扱いされることもある。

超常の生物でありながら、意外とトップにいるドラゴンは複数である事が多い。

七大天竜とか、暴風竜とか、炎竜、邪竜、etc

ピクシー族

イングランドのコーンウォールなど南西部諸州の民間伝承に登場する妖精の一種。

普段は透明で人間には見えないが、頭に四葉のクローバーを乗せると姿を見られるようになる。 身長20cmほどの小人で、赤い髪の毛、上に反った鼻をしている。

ピクシーと妖精はよく一緒になって使われています。

体長20cm前後で羽が生えており悪戯好き。

人間の子供を盗んで取り替え(チェンジリング)されたりと、意外と悪質です。

知能も悪戯好きな子供程度と無邪気ではあるものの、無邪気ながらの怖さがあるのもピクシーの一部。

巨人族 ジャイアント

様々な神話に登場するポピュラーな生物。

設定は様々ではあるが、多く見受けられるのが裸か腰蓑一枚程度で、知能は低く、人を食う。

巨大である分力も強く、数を揃えると戦場では圧倒的な強さを誇る。

魔法を使う描写はほとんど見ない。

作品によっては、知能も高く心優しい巨人なども存在する。

主人公の前に敵として現れる時は大抵が強大な(最終的に倒される)敵、あるいはオレツエーの犠牲者である。

別枠

種族として存在するものの、どのグループにも当てはまらない存在

天使

天使は神に使える使いである。

創作の世界では神に使える天使という使われ方意外に、単純に一つの部族として扱われる事もある。

その場合あくまでの一亜人種であって、神やその眷属ではない。

多くが美人・美形であり純白の羽が生えている。頭の上の輪っかは創作物によってあったりなかったり。

強力な聖の力をもつものが多く、圧倒的な魔力?聖力?で敵を殲滅する。

敵である場合やたらと強いが、オレツエーではやられ役でもある。

悪魔

創作物上における悪魔はかなり範囲が広い。

魔族が悪魔である事もあるし、魔族の中の一部族であることもある。

また魔界に住む悪神的な存在でもあったり、この世とは別世界に住む住人であったり、人間とほとんど変わらなかったり、お色気要因であったりと、様々なバリエーションが存在する。

有名なのはソロモンの72柱

儀式で召喚される悪魔の場合、多くは願いを叶える代わりに対価が要求される。

多くの場合召喚者の命であるが、最近の創作物だとまともに命を貰えている悪魔は滅多に見ない。

悪魔家業も世知辛い。

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