表紙にひかれて内容も知らずに買ったこの漫画、【ソウナンですか?】
可愛い女の子が海でキャッキャウフフする漫画かと思いきや、まさかのガチサバイバル漫画でした。
美少女とサバイバル。合わなさそうな異色の2つですが、意外や意外。読んでみるとこれが面白い。
そんな美少女とサバイバルという異色の漫画の紹介です。
目次
あらすじ
飛行機事故の直後から始まる。
飛行機事故の後、からくも生き残った女子高生4人。飛行機の残骸の上で助けを待つも、残骸はただ潮の流れに任せて漂流するのみ。
このままではまずいとなった時、目の前に島が。サメに追われながらも何とか島に上陸するが、そこは人の住まない未開の地。無人島だった。
ここから女子高生4人のサバイバル生活が始まる。
サバイバル女子高生
女子高生にサバイバルがそもそも出来るのか。という問題があるが、4人の中で一人、父親に徹底的にサバイバル術を教え込まれた女の子がいる。
鬼島ほまれ
美少女ながらもサバイバル術に長け、心強い人物なのだが、美少女なのにサバイバル慣れしすぎて、色々残念な事になっている。
水分補給のため、魚をシャツですり潰し生き血を啜る生粋のサバイバラー
その他にも自分の尿を飲ませようとしたり、虫を戸惑い無く食べたりと、一般人だと引いてしまう行動を何のためらいも無く行なってしまえる子なのだ。
幼虫だって美味しく頂いてしまう。
そんな非常識マックスなほまれに翻弄されるのがその他の女子高生3人。
鈴森明日香
スポーツタイプでサバイバル生活でも活動的で皆のために食料集めなど積極的に動く。
九条紫音
お嬢様で、体を動かすことが苦手。活動も他の3人に任せっぱなしで、ワガママを言うことが多い。根は優しい子で、皆のために何かできないかと考え悩んでいる。
天谷睦
メガネっ娘。頭が良いタイプで、知識は有るけど、実践はしたことがないので、上手く行かないことも多い。
サバイバルに詳しいほまれと、普通の女子高生4人のサバイバル生活はどうなっていくのだろうか
意外としっかりとしたサバイバル術
さて、肝心のサバイバル術ですが、意外としっかりと作られています。
と言うのも、作者の一人である岡本健太郎さんは、自身が狩猟免許持ちの方。
山賊ダイアリーと言う、狩猟漫画を書いていたりと、その手の知識は豊富な方が描いていらっしゃいます。
【ソウナンですか?】も読んで、為に?なる知識も多くて面白いですね。
ヒトデの食べ方や、炭食って歯磨き、罠の仕掛けなど読んでいるだけで面白いです。
いずれ訪れるかもしれない?サバイバルの知識として覚えておこうかと思います(笑)
お色気なシーンも多いが、何だろう何か違う
絵も上手で画力も高く、美少女だらけの無人島なら、勿論ありますお色気シーン!
下着だけのシーンなども結構な頻度で出てくるのですが、何か違う・・・。
お色気というより、血の気!? 特にほまれちゃんはサバンナで槍一本もって獲物を狩りに行くサバンナの戦士のような姿。
寧ろ勇ましさしか感じませんよこの子!
やたらと下着が見えるシーンが多いのですが、その殆どがサバイバル中、必要になって服を脱いだ場面ばかりというのも、この漫画の特徴でしょう。
この漫画にお色気なんか期待しちゃダメ!
シリアス?いいえ、ギャグ多めのほんわかサバイバル
ここまでの紹介でシリアスなお話かと思われたかも知れませんが、話自体はギャグ多めです。
むしろ読んでいてほんわか出来るサバイバルものです。
可愛い女子高生達が、生きて行く為にサバイバル術を必死になって覚えて実践していくのですが、まあそれは普通の女子高生には中々受け入れられないものばかり。
生き血を啜るほまれにドン引きしたり、魚の内臓を引きちぎって取り出して気絶したり、うさぎを捕まえようとしたものの、絞め殺す事に悩んだり。
ごく普通の一般人の反応が、面白おかしく描かれています。
食料を探しに海へいくほまれ達。
サザエが取れるかと楽しみにしていた紫音ちゃんでしたが、取れたのは。
まさかのヒトデ!!
まさかのヒトデに紫音ちゃんは驚愕の表情を!
確かにサザエを期待して待ってたら、獲ってきたのがヒトデならこんな反応になるけどさ!
ちなみに、この後ヒトデは美味しく頂きました!
まとめ
サバイバルものと言えば、大概シリアスな展開が多い中、【ソウナンですか?】はシリアスなんて殆ど無縁のゆるゆるマンガです。
美少女達が織りなすサバイバル漫画。今後どのように生活していくのか楽しみです。
ソウナンですか?を立ち読みするならこちらから
ついでにこちらも合わせて紹介しておきます。
私が個人的に楽しんで読んでいるサバイバル小説。
小説家になろうで連載
こちらはオッサンが主人公ですが、こちらもサバイバル生活をしている小説です。
サバイバルに興味の有る方にオススメです。