全力で笑って泣いた!【千年狐 ~干宝「捜神記」より~】感想

最近ネットで読んではまっていた漫画

「千年狐 ~干宝「捜神記」より~」

が今回漫画として出るということなので、早速発売日に買ってしまいました!

せっかくなのでこの漫画の面白さでもレビューしようかと思います!

 

千年狐 ~干宝「捜神記」より~ とは

月刊コミックフラッパーで連載しており、現在8話まで連載されています。

お話は『捜神記』(そうじんき)と呼ばれる、中国の4世紀に干宝(かんぽう)が著した志怪小説集が元となっています。

要は中国の妖怪など、不思議な話をまとめた本ですね。

その捜神記を題材に、色々と脚色を加えて作ったのがこの漫画です。

 

千年狐 ~干宝「捜神記」より~の面白さとは?

この漫画の面白さは、人間と妖怪との対立、人間から爪弾きにされたものたちの悲しくも、そこから必死に行きていくという力強い物語です。

テーマ的には少し重い物語なのですが、読んでみれば全然そんな事はない。

テンポよく入るボケとツッコミが絶妙なバランスで入れられており、シリアスなシーンなのにシリアスになりきらず、かと言ってそれで物語が陳腐になるかと言うと、全くもってそんなことはない。

程よい笑いと、程よいシリアス。

むしろ笑いによって、どんな辛い状況であっても、明るく生きていこうとする者たちの力強さを感じさせられます。

また、出てくる妖怪たちがみんないいやつで、主人公である狐の【廣天】や、もふもふな【ヘイヘイ】、親代わりの【華表】など、可愛い奴らばかりなのも魅力の一つでしょう!

 

第六話は全俺が泣いた!

第六話 「神木、狐と会う事」は全力で泣きました。

この話は主人公である廣天がまだ生まれて間もない頃、育て親でもある神木(後の華表)の下に捨てられていた頃の話です。

この回では、まだ名前のなかった一匹の狐?に名前が付くまでの物語なのですが、

これが泣いた。

全力で泣いた。

なんだよこの話。

生まれて間もない廣天は、生まれが特殊で、行きていくには周りから生命力をもらう必要があった。

ですが、生命力をもらう=相手を弱らせるということ。

普通忌避するところを、神木は自分の命を削ることで生かそうとする。

出てくるやつらみんないい奴すぎて、たった一人の親も知らない見知らぬ狐に対してどうしてそこまでするのか。

この話もギャグは健在。

いつも神木の側にいる鳥が行うシュールなモノマネも、読み始めた時は、今までの話と同じく笑って読んでいたのに、まさかギャグで泣かされる日がくるとは。

一匹の狐が【廣天】として行きていく最初の物語は、涙無くして読めないお話です。

 

千年狐 ~干宝「捜神記」より~感想まとめ

初めて読んだときは綺麗な絵だな程度でしか思っていなかったのですが、読んでみればめちゃくちゃ面白い。

少し重い話も多いですが、決して重くなりきらず、むしろ頻繁に挟まれるギャグについ笑ってしまったりと、

読んでいて笑っていいのか、泣いていいのか、自分でも段々分からなくなってくるような

不思議な漫画です。

コミックウェイブやニコニコ静画などで無料で読むことができますので、是非一度読んでみてください。

https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF01200324010000_68/

そして面白いと思ったら是非単行本も買いましょう!

是非とも2巻もだしていただきたい!